ターテューターターって何の音?~ドイツの擬音語

日本語は豊かな擬音語や擬態語のある言語です。
子どもの頃から、たくさんの擬音語、擬態語を聞いて育った私たちには、
その音が当たり前ですが、外国語を学習すると、それが日本語であることに気づかされます。

例えば、にわとりは「コケコッコー」と鳴くものですが、英語を習ったときに「クックドゥードゥードゥー」だと聞いて、びっくりした記憶はありませんか。

ドイツ語ではなんと「キッキレキー」。
まあ、英語よりは納得できるかもしれません(?!)が、何度聞いても笑ってしまいます。

また、ねずみは「ピッピッピ」、熊やライオンは「ブルンブルン」と鳴きます。

ねずみはどう考えても「チューチュー」だと、我が家でもしばしば論争になるのですが、
鳥は「チュンチュン」と鳴きますが、「ピッピ」ということもありますよね。
そうすれば、ねずみが「ピッピ」というのも筋が通っているかもしれません。

熊やライオンの「ブルンブルン」は、日本語の「ガオー」に相当するのではなく、
「ウー」といううなり声を表しています。
そのため、エンジンなどのモーター音も「ブルンブルン」と言われます。

最後に「ターテューターター」は何か分かりますか?
これはサイレンの音で、日本語の「ピーポーピーポー」に当たります。
ドイツでは消防車も救急車もパトカーも同じサイレンのため、
ドイツ語と二言語を学ぶ子どもたちはよく「消防車がターテューターターと来た」と
ドイツ語と混ぜて使ってしまうことがあります。

それを「日本語では『消防車がピーポーピーポーと来た』というのよ」と訂正するのですが、
何だかしっくりこず、あとから日本の消防車は「ウーウー、カンカンカン」だったと気づいたりするのです。


ターテューターターと来るドイツの救急車。緊急車両は赤でなく青いフラッシュライトをまわしてきます。