雪国が生み出すぬくもりある木のおもちゃ

ドイツ国内でもクリスマス飾りなどを中心に人気があるのは、
「おもちゃの村」ザイフェンなどを中心とするエルツ山脈地方の木のおもちゃや飾りです。

日本で言えば東北地方や信州のように、冬には雪に覆われるザクセン州にあるエルツ山脈は、
チェコ国境にもほど近いドイツ東部にあります。

冬には雪に閉ざされ、近隣の町や村との交通が遮断されてしまうこともあるほどなので、
冬期の仕事として、エルツ山脈から切り出される良質な木材を使った木工が発達しました。

ザイフェンは3000人ほどの村ですが、木工工房は150軒ほどあり、村人の3分の2がおもちゃ作りにかかわっています。

くるみ割り人形や煙を吐く人形などクリスマスツリーに飾るオーナメント、
窓辺に飾るキャンドルスタンドやピラミッドと呼ばれるろうそくの熱気で羽がまわる仕組みになっている飾りなどの典型的なクリスマス飾りの他、
ドイツにもコレクターの多い天使や花を持つ人形などの飾り、
赤ちゃんにも安心して与えられる木工おもちゃなど、
工房ごとに特色ある作品が作られています。

それぞれの工房がお目当てなのはもちろんですが、
村のあちこちに木工飾りがあり、村自体の愛らしい様を見学しに、
日本からもこの小さな村に観光客が訪れます。

旅程の都合で、この村を訪れることは難しくても、
各地の土産物店で、エルツ山脈地方の木工おもちゃは購入できますので、
ぜひ覗いてみてください。


我が家のコレクションの一部。お香たてやキャンドルたて、オルゴール、クリスマス飾りなど、毎年少しずつ増えていきます。