信号男に信号娘~東ドイツのシンボル

ドイツのガイドブックに人気のお土産として紹介されているキャラクター
「アンペルマン」を見たことがありますか?

アンペルとは信号のことで、東ドイツ時代に使われていた歩行者用信号のマークなのです。
素っ気のない西ドイツのものと比べると、帽子をかぶって、歩いている様子や、
両手でとうせんぼしている様子はかわいらしく、人間味にあふれています。

東西ドイツの統一により、西ドイツのものに順次変更されていく予定だったのですが、
かわいいアンペルマンを手放したくない!と旧東ドイツ地域の人が大反対。
結局残されることになったばかりか、今では旧西ドイツの一部の街にもこのアンペルマンが設置されています。
ドイツにお越しの際には、目をさらのようにして、ぜひアンペルマン探しをしてみてください。

また、「アンペルメッチェン」こと「信号娘」バージョンもあり、
両肩におさげを垂らしたスカート姿の女の子もドイツ統一後に登場しました。

旧東ドイツの土産物としても人気が高く、ベルリンには専門ショップがあるほどですが、
今では全国どこの土産物店でも取り扱われています。
国外からの観光客はもちろん、ドイツ人にとっても東西ドイツ統一のシンボルとして親しまれているのです。


旧東ドイツ、ドレスデンのアンペルマン。