じっくり味わいたいドイツパン

ドイツの代表的なパンはいわゆる黒パンで、精製していない全粒粉が使われます。
その他、ライ麦やスペルト小麦などもよく利用されています。
日本でいうと、玄米のようなものです。
上述の粉を混ぜたり、カラス麦やひまわりの種やかぼちゃの種、ごまなどのナッツ類も混ぜられることもあり、
そうなると五穀米のようなものでしょうか。

この全粒粉はミネラルが豊富で、かみしめるほどに味わいが深く、腹もちがよく、お通じにもよいと大変健康的です。

また黒パンに使われる酵母は、イースト菌ではなく、ザワータイク(英語ではサワードゥ)と呼ばれる
乳酸菌系の酵母が使われれています。

ザワークラウトとはキャベツの酢漬けのことですが、ザワーは酸味という意味です。
ドイツの黒パンがほのかに酸っぱいのは、この酵母のせいなのです。

その他、小麦粉を使った、「皇帝のパン」を意味するカイザーゼンメル、アンドの形のようなプレッツェル、
お隣フランスが本場のバケットなども店先に並びます。
バイエルン発祥のプレッツェルの形は独特なので、パンやさんのマークに全国的に使われています。

苺やカスタードクリームなどのデニッシュ系のパン、ブドウパンやミルクパン、チョコクロワッサン、
シナモンをきかせた渦巻きパン(その名も「レーズンのかたつむり」という名前です)などの
おやつ系のパンもおいしいのですが、サンドイッチ以外に日本のようなお総菜パンがほとんどないのが唯一残念な点です。


ビアガーデンでもプレッツェルはよく食べられます。オクトーバーフェストでは特大サイズもあります