芳醇な初夏の香り

日本で苺のシーズンというと、3月頃でしょうか。
12月には店頭にハウスものが並び始め、4月にはあまり見かけなくなります。
ドイツは日本より気温が低いため、苺シーズンは5~6月になります。
ハウスものはほとんどなく、露地物ばかりですが、
気温の高いスペインや、ハウス栽培をするオランダなどから3、4月には買えるようになります。

最初は初物なので、待てずにオランダ産も買ってしまうのですが、
ドイツのものが出回り始めると、その味の違いに、高くてもドイツ産を選ぶようになります。
町のあちこちに白アスパラガスや苺販売のための屋台が立ち、地元産の苺が売られます。

高いといっても、高いときで1キロ4ユーロ前後、シーズンの終わりには1キロ2ユーロほどになります。
日本に比べるとずっと安いですが、粒はそろっておらず、時には下の方が傷んでいることも。
味も甘いのもあれば、大外れのものが混ざっていることもあります。

1パックの中に色々な個性のある苺ちゃんたちが並んでいる姿は、
ドイツでの人種そのものという感じもします。

我が家の近くでは苺畑も多く、苺狩りに行くことができます。
入場料制ではなく、採った量を量って精算しますが1キロ2ユーロ程度と大変お得です。
本当はだめなのですが、採っている間に1つまた1つとお味見するのもまた醍醐味の1つです。

大体は調子に乗って採り過ぎてしまうので、
ご近所に分けたり、ジャムを作るのが毎年の恒例行事です。

この季節にドイツに滞在することがあれば、甘酸っぱいドイツのいちごをぜひお楽しみください。


歩くとこにはわらが敷かれているので、土がつくことはありません。おいしそうなのを見つけましょう!