日本人には信じがたい夜のコールドミール

三食あたたかいものを食べるのが普通の日本人には、
特に夕飯が冷たいお弁当などだけではちょっと物足りなく感じるものです。
例え、それがおかず10種類の入った豪華弁当だとしても、です。

ドイツでは温かい食事は、家族が集まってとった昼ごはんだけでした。
今では家の近くで働く人の割合は減り、会社の近くでランチを取る人が多いですが、
ランチタイムにボリュームのある温かい食事をする人が多いです。

この場合、前菜にスープやサラダがついたりつかなかったりするものの、
メインがお肉か魚にじゃがいも料理というスタイルが多いです。
パスタや中華などのレストランもあちこちで見かけます。

そして夕飯は、酸味のきいた酵母を使って焼かれた黒パンのスライスに、
ハムやソーセージ、チーズをのせて食べるのがドイツ流です。
野菜はカットしたきゅうりやトマト、塩漬けオリーブなど。
温かいものは一切ありません。

昼にたくさん食べ、午後にはコーヒーブレイクをするので、
夕飯の時間にそれほど空腹でないし、寝る前にたくさん食べるのは胃に負担がかかるということのようです。
確かにダイエットには、夕飯は軽くするのが適していて、
炭水化物を控えた食事、しかも黒パンの粉は血糖値の上昇も緩やかな精製していない粉なので理想的と言えます。

この黒パン、かめばかむほど味わい深く、とてもおいしい上に、
ドイツではチーズも加工肉もどれもとても美味で安いので、
我が家でも月に数度「コールドミール」の夕食の日が登場します。
決して主婦の手抜きではありません!


代表的なドイツのパン屋さんの造り。手前はショーケース、後ろにパンが並ぶ。